いつするの? どうやるの?「生前整理」とは
2016年11月21日

いつするの? どうやるの?「生前整理」とは

「終活」の言葉が聞かれるようになって注目の「生前整理」。始めるタイミングや具体的な方法について考えてみましょう。

「生前整理」をする意味は?

「生前整理」とは、生きているうちに自分の身の回りのものを整理しておくこと。物だけでなく財産も含みます。「生前整理」をする意義は大きく2つあります。一つ目は、残される家族のため。生前にきちんと整理しておけば、遺品整理の負担ををかけたり財産分与の揉め事を起こさせないで済みますよね。もう一つは自分のため。物を整理することで人生を振り返ることができますし、身の回りをスッキリさせ、自分の好きな物に囲まれた暮らしは、残りの人生をより有意義に過ごすことにつながります。

思い立ったら始め時

身近な家族を見送った、退職して第二の人生が始まった、孫が生まれたなど、「生前整理」を始めるきっかけは人それぞれのよう。しかし、この言葉が気になった時が始めどきかもしれません。「生前整理」と言っても、自分の物をすべて処分するわけではありません。長い年月をかけて増えてしまった物を見直し、本当に必要な最小限の物を見極める、いわば「断捨離」をするようなもの。要るか要らないかわからない膨大な物に囲まれる暮らしから、早く抜け出しませんか?

ルールを決めて順番に整理する

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いざ整理しようと思っても、膨大な物を目の前に、どこから手をつけて良いのかわからないかもしれません。場所(部屋)やジャンルを決めて順番に片付けるもの方法の一つ。例えば、今週は「食器」、次週は「衣類」、その次は「本や雑誌」などと分けるのです。そして、「1年着ていない服は捨てる」「3年以上開けていない扉の中身は見ないで捨てる」などのルールを設けると、整理しやすくなるでしょう。大胆に片付けるのが「生前整理」の醍醐味です。

不用品の処分方法は

生前整理によって、不用品が山と出てしまうことでしょう。粗大ごみや大物家電、分別に迷うゴミなども出てくるかもしれません。単に処分するだけなら、不用品回収業者や生前整理専門業者に依頼するのが得策です。しかし、捨ててしまうにはもったいないが貰い手が見つからない物や、思い入れの強い物などは、リサイクル業者に依頼するのも良いでしょう。「どこかで誰かの役に立っている」という満足感も得られます。

残したいものも方法次第で処分可能

「いつか使うかも」とか「捨てたら後悔するかも」という気持ちこそ捨ててのぞむのが「生前整理」。しかし、着ないけど残しておきたい洋服、思い出の子どもの作品など、捨ててしまうのは忍びないような物だってあるでしょう。そういう物は、例えば写真に撮ったり、大事な部分だけを切り取るなどすれば処分できるでしょう。デザインの古いアクセサリーや着物などは、リメイクして子や孫に贈るという方法もあります。

困った時のプロ頼み

「体が思うように動かない」「分かってはいるけれど重い腰が上がらない」「両親に生前整理を進めにくい」などという場合、専門業者に依頼するのも良い方法です。思い出や気持ちを大切にしながら整理してくれるでしょう。ただし、見積もりを取り、事前に打ち合わせをするなどして、堅実な業者かどうか確認してから依頼しましょう。

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